冷泉家で古式ゆかしく七夕行事 京都 2018/8/26 和歌の家で知られる冷泉家の七夕祭「乞巧奠(きっこうてん)」が25日、京都市上京区の冷泉家住宅(重要文化財)で行われ、古式ゆかしい伝統行事を門人らが楽しんだ。 旧暦の七夕に合わせて営まれ、藤原俊成・定家から続く同家にとって最も重要な行事の一つ。牽牛(けんぎゅう)と織姫(しょくじょ)に供物を供え、技芸の上達を祈る。この日は庭に「星の座」と呼ばれる祭壇がしつらえられ、山海の幸や楽器などが供えられた。