単なる変態野郎ではない……ゲイ・タリーズ『汝の隣人の妻』

先日、約20年ぶりに雑誌「POPEYE」(マガジンハウス)を買った。特集「ニューヨーク退屈日記。」(2018年5月号)に、ゲイ・タリーズのインタビューが掲載されていると聞いたからだ。  まだまだ必死でしがみついている三文文士稼業。追いつき追い越すべき背中は竹中労と、ゲイ・タリーズ。  ルポライターも一種の芸道と考えれば、まずは名人の芸に学ばねばならぬ。というわけで、いつだったか原稿を書くときはスー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE