「人情味ある町」地獄に 一家8人被爆 別府市の吉本さん

一瞬にしておびただしい人の命を、暮らしを焼き尽くした原爆投下から７３年。広島は６日、「原爆の日」を迎え、平和記念式典で被爆者や遺族が鎮魂の祈りをささげた。この日、発生から１カ月となった西日本豪雨の影響で式典参加がかなわず、被災地で黙とうする姿も。あらゆる世代が、被爆体験を語り継ぐ大切さと、平和の尊さを思った。　広島原爆で被爆した大分県別府市の吉本桂三さん（８２）は６日、広島市であった平和記念式典に