長崎原爆、芝居で伝える 創成館高演劇部、全国大会へ

生徒の稽古を見つめる塚原政司教諭  あの瞬間まで長崎には普段の暮らしがあった。今の私たちと同じように-。創成館高(長崎県諫早市)の演劇部が、長崎原爆投下直前の爆心地の家族を描く創作劇「髪を梳(と)かす八月」を7日、長野県で開かれる全国高校演劇大会で九州代表として上演する。73年前、一発の核兵器で人々は日常を奪われた。12人の部員は昨秋以降、公演を重ねながらその無念に思いを巡らせた。被爆体験の継承が

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