デビュー作が芥川賞候補に! 平成生まれの注目作家、待望の初小説集『蹴爪(ボラン)』

『蹴爪(ボラン)』(水原涼/講談社)  次世代を担うにちがいない作家の初の単行本がついに発売された。『蹴爪(ボラン)』(講談社)は、水原涼氏による初めての単行本。水原涼氏は平成元年、1989年生まれ、2011年に近親相姦を扱った衝撃作「甘露」で文學界新人賞を受賞、同作がいきなり芥川賞候補にもなった新進気鋭の作家だ。今回の単行本は、「群像」に掲載された2編の小説をまとめたもの。どちらの作品も、アジア

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