モネと同年代の異才・ルドンの意外な生い立ちとは? 「ルドン ひらかれた夢」展 2018/7/28 体感温度が、平地に比べて確実に低い。標高の高い箱根でポーラ美術館をそぞろ歩けば、「避暑」という言葉のありがたさを実感できる。 ルドンの不気味な「目玉」の絵 同館でこの夏に観ることができるのは、「ルドン ひらかれた夢 ー幻想の世紀末から現代へー」。19〜20世紀に数奇な生涯を歩んだ画家オディロン・ルドンの作品群に、ゆったり浸ってみたい。 内省的な「育ち」が画面に表れている 1840年生まれのオ