総合点でこれでしょう! だけど断然好きな作品は別。書評家・杉江松恋が第159回直木賞をズバリ予想する

第159回直木賞の受賞作を以下の通り予想する。直木賞:窪美澄『じっと手を見る』(幻冬舎)候補作について、それぞれ内容を紹介しておきたい。取り上げた順番は筆者の好みである。芥川賞編はこちら 第二次世界大戦下の上海が舞台の細菌小説 候補になった6作で断然好みだったのが上田早夕里『破滅の王』(双葉社)だ。歴史上の事件を背景にとった物語の規模、主題が到達しうる半径の広さ、登場人物たちが巻き込まれていく運命

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE