人間国宝・志村ふくみさん監修の装束、30年来友人・石牟礼さん原作の新作能で使用

2月に亡くなった作家・石牟礼(いしむれ)道子さん原作の新作能「沖宮(おきのみや)」の装束が仕上がり、手がけた染織家で人間国宝の志村ふくみさん(93)が29日、京都市内で会見した。志村さんは30年来の友人の死を惜しみ、「石牟礼さんの気持ちを成就しないとならないと思い、力を合わせて作り抜いた」と語った。  沖宮は、東日本大震災をきっかけに始まった2人の往復書簡で構想が生まれ、石牟礼さんが志村さんに制作

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