「ひめゆりの塔」と「大脱走」

日米の古い映画を続けて見た。一つは「ひめゆりの塔」(今井正監督、1953年)。もう一つは「大脱走」(ジョン・スタージェス監督、1963年)。どちらも第2次世界大戦中の実話に基づいて作られた。 二つの映画を見比べてみると、「戦争で捕虜になる」ということに対する、戦時中の日本と米国の考え方の違いがよく分かる。   ◇    ◇ 「ひめゆりの塔」は、沖縄戦で看護婦として前線に立ったひめゆり学徒隊の悲劇を

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