極意を掴んだか – 『エレクトリック・ライト』 ジェイムス・ベイ 2018/5/20 15年の1stでブリット賞の批評家賞に輝き、グラミー賞でも3部門で最終候補にまで残ったジェイムス・ベイの新作。前作が粒の揃った楽曲集だったのに対して、今回はロック的なエッジを明確に打ち出した内容になっていて、前作で最も骨太なグルーヴを鳴らしていた“ホエン・ウィ・ワー・オン・ファイア”を共作したジョー・グリーンが今回は全編に関わっていることからも、はっきりとこのサウンドを目指したことがわかるし、どの