少女マンガはスポ根化した!? ダメ人間キャラはどうして愛しい? 現代マンガ評論の最前線

『マンガの「超」リアリズム』(紙屋高雪/花伝社)  あるマンガ作品の内容が「暴力的」「過剰に性的」として、問題視されるのは珍しいことではない。数々のマンガ作品が「有害図書」に指定され、青少年への悪影響を懸念されてきた。しかし、マンガ評論家でありブロガーの紙屋高雪さんは「絵本はいいのに、マンガはダメなの?」と問題提起をする。絵と文字を組み合わせ、幼い年代にも訴えかけやすい表現として、確かにマンガと絵

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