被災の米で酒造り 日田・井上酒造 昔ながらの「槽搾り」

日田市大鶴地区の老舗蔵元「井上酒造」の仕込み蔵で、「槽(ふね)搾り」と呼ばれる昔ながらの製法による酒造りが公開された。使用したのは、昨年の九州豪雨による被害を乗り越えて育った酒米。出来上がった酒は4月8日の酒蔵開きイベントで限定販売する。同社専務の井上百合さん(52)は「無事に酒造りができた幸せと感謝を届けたい」と話す。 豪雨では、同社近くの沢があふれて泥水が資材倉庫に流れ込み、仕込み蔵も一部が浸

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