「全曲が最進化形」の衝撃と戦慄 – 『ライヴ・イン・シカゴ 2017』 キング・クリムゾン

ビル・リーフリンがキーボードとして復帰して8人編成の最強ラインナップが実現したのに加え、“インディシプリン”、“ニューロティカ”といった80年代の楽曲もレパートリーの仲間入り、というクレジットの無敵感だけでも胸躍る17年シカゴ公演のライブ盤だが、何より圧倒的なのは、すべての楽曲を最進化形へと導いてみせた、精緻でダイナミックな演奏そのものだ。トリプル・ドラムに加えキーボード奏者も計3人擁することにな

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