白血病患い「普通の女の子の生活がしたい」と願いながら亡くなった娘…母親が代わりに描く水彩画、兵庫・川西で個展
白血病によって26歳の若さで亡くなった長女を悼み、草花の水彩画を描き続ける寺澤恵美子さん(78)=兵庫県尼崎市=が26日から、同県川西市小花の画廊シャノワールで個展を開く。寺澤さんは「描くことで娘を近くに感じるような気がする」と話す。約60点の水彩画を展示・販売し、売り上げの一部は白血病患者らへの移植治療に使われる臍帯血(さいたいけつ)を保存するNPO法人「兵庫さい帯血バンク」に寄付する。(中井芳