作家・清武英利氏「組織の中人々の苦しみ、喜び、矜持を書き続けたい」 2018/2/14 清武英利氏は、組織と葛藤し、時には抗って生きる「後列の人々」を描いているノンフィクション作家だ。読売新聞で社会部デスクや部長を務め、読売巨人軍の球団代表を解任されるという“華々しい”経歴の持ち主でもある。2013年に山一證券の倒産、清算を舞台にした『しんがり 山一證券 最後の12人』を著し、昨年は機密費流用事件を捜査した刑事を描いた『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』を出版、いずれもドラマ化さ