“風俗度”高めの「和楽器バンド」 絵面の凄みは半端ない――近田春夫の考えるヒット 2018/2/14 『雪影ぼうし』(和楽器バンド)/『戦ってしまう』(ゲスの極み乙女。) ◆ 絵=安斎肇 和楽器バンドというグループ名は割としょっちゅう目にしていたような気もするので、今回の『雪影ぼうし』が彼らにとってまだ第二弾のシングルであったとは、案外意外でもあった。のだが、そうしてみればたしかに、俺も今までに一度もその肝心の音には接した覚えがないのである。ついでに申せば、一体どのような編成なのか、そしてア