石牟礼道子さん死去、「苦海浄土」で水俣病を告発

水俣病をテーマにした小説「苦海浄土」などで知られる作家、石牟礼道子さんが10日朝、熊本市の介護施設で亡くなりました。90歳でした。  石牟礼道子さんは熊本県天草市の生まれで、その後、水俣市に移り住み、国民学校の代用教員を務めた後、本格的な執筆活動を始めます。  1969年に刊行した「苦海浄土」は水俣病患者や家族の苦しみを描いたもので、大きな反響を呼びました。また、長年にわたって水俣病患者の支援にも

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