完璧じゃなくてよくない? 欠陥だらけの私たちを男よりも癒してくるヤバイ小説!

『完璧じゃない、あたしたち』(王谷 晶/ポプラ社)  人は誰だって不完全な存在なのよとか、誰にだって悩みやコンプレックスはあるものよとか、外野からいくら言われたってなんの慰めにもならない。いま、私がつらくて苦しくて、欠陥だらけの自分にいやけがさしている。自分の欠陥ひとつひとつが現実をよくないものへと変えている。そう思ってしまうことだけが世の中で唯一の重要事項で、他の人がどうかなんてどうだっていい。

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