売れっ子ブックデザイナー・鈴木成一が手がけた「記憶に残る10冊」

文芸装丁家の仲間入りを果たした『白夜行』 床屋と読書が嫌いな子供でした。要するに、じっとしているのが苦手。姉は大の読書家でしたが、僕は音楽や美術、アート系に興味を持つようになっていった。結果的に、姉の文学好きと僕の嗜好、二つがうまく融合して、装丁の仕事に結びついたのかなと思いますね。 この仕事を始めて約30年、おかげさまで1万冊以上の本を手がけました。ざっくり計算すると一日1冊。だから仕事以外の本

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