盆休みの美術館は訪れる人が絶えなかった

盆休みの美術館は訪れる人が絶えなかった。耳に入る会話から、多くが慣れ親しんだ美術館との“別れ”を惜しみに来たことがうかがえた。私もそんな一人。久しぶりに目にした青木繁の「海の幸」は以前と変わらず、独特の怪しげなオーラを放っていた。福岡県久留米市の石橋美術館は今秋、運営してきた石橋財団の手を離れ、久留米市美術館となる。14年前、青木と画友坂本繁二郎の生誕120年の連載を担当し、彼ら2人以外にも筑後地

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