「千と千尋の神隠し」のモデルにも 人々が歓声あげる長野県の“奇祭”

湯きりの神事は真夜中に行われる。面をつけた村の男衆が、煮え立つ湯を素手で払い、観衆に浴びせる(撮影/フォトグラファー・宮﨑純一)  日本各地にある様々な“奇祭”。それぞれに独特の魅力があるが、長野県の山村で行われるそれは、あの映画のモデルにもなったとされている。 南アルプスを望む標高1千メートル、最大斜面40度という険しい南斜面に、平家の落人が拓(ひら)いたと伝わる山村がある。およそ50世帯が暮

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE