カエルが相撲を!? 風変わりな村で見た信じ難い光景――究極の徹夜本

世の新刊書評欄では取り上げられない、5年前・10年前の傑作、あるいはスルーされてしまった傑作から、徹夜必至の面白本を、熱くお勧めします。 ◆◆◆ 『雨の日も神様と相撲を』(城平京 著)  横綱の暴力沙汰が原因で角界は大激震状態だが、この種の事態が起きるたびに横綱の「品格」が取り沙汰されるのは、相撲がスポーツであると同時に神事の面を持つからだ。しかし、城平京の『雨の日も神様と相撲を』ほど、神事と

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