富士山と宗教(5) 現代の先達「皆のためになることをするのが富士講」

江戸八百八町に八百八講……江戸時代中期から後期にかけて富士講は江戸庶民の間で大いに興隆した。江戸の町という町に富士講が組織され、人々は信仰のために富士山に登るようになった。夏になると白い行衣に身を包んだ大勢の信者が上吉田を訪れ、その光景は戦後まで続いた。そして今日も富士講は脈々と富士山信仰を紡いでいる。現代を生きる富士講のリーダー、先達を取材した。 東京・新宿で今も続く富士講「丸藤講」 自

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