今週の一枚 [Alexandros]『明日、また』

およそロックという表現が描き得る限りのスケール感を全身で体現するかのような、雄大なサウンドスケープ。その楽曲に触れるひとりひとりの覚醒感を壮大な躍動感へと編み上げていく、ハイパーに研ぎ澄まされた音の質感。そして、最も晴れやかな高揚感とともに歌われるサビの《明日、また/泣きじゃくる時が来たとして/怯まず笑えば/あなたは今まで以上に/強く在れる》という情感豊かなフレーズが、聴く者すべての感情の機微と確

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