愛した不倫相手が、時効間近の殺人事件の容疑者だったら……深田恭子主演映画が話題に――東野圭吾が描く不倫小説『夜明けの街で』

『夜明けの街で』(東野圭吾/KADOKAWA)  毎日のように報じられる芸能人たちの不倫報道を見聞きするにつれて多くの人が感じていることは、「不倫する奴なんてなんて馬鹿なのだろう」ということだろう。妻帯者にとってそれは、最初はつまらない日常からの逃避に過ぎず、男としての自信を取り戻すための軽い遊びだったに違いない。向かう先は、地獄。しかし、その甘美な世界へと引きずりこまれ、不倫へとひた走る人間は後

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