ハンセン病の記憶つなぐ「手」 大学院生制作の彫刻を除幕 菊池恵楓園

ハンセン病の影響で変形が残った手をモデルにした彫刻を熊本大大学院の学生たちが制作し、熊本県合志市の国立ハンセン病療養所菊池恵楓園で1日、除幕式があった。 作品は、入所者の杉野芳武さん(86)の右手と妻桂子さん(76)の左手から型を取ったブロンズ像「生きた軌跡」と、向かい合った2人の手が差別に打ち勝ち、未来へと歩む姿を表現した強化繊維プラスチック製の「明日に生きる」。今後整備する園の歴史資料館に展示

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