奇跡に出会いたくて。美術館の絵画と調和した見物客を待ち続け、その瞬間を写真に記録するフォトグラファー
フランスを拠点に活動しているフォトグラファーのステファン・ドラスチャンは、美術館内でひたすら奇跡が起きるのを待ち続けた。
絵画を見に訪れた見物客のいで立ちが、絵画の色調にマッチしたらその時がチャンスである。これはもう忍耐力のたまものだ。
そんな奇跡にも似た偶然、めったに出会えるものではない。だが彼はあきらめることなくカメラを片手に観察を続けたのだ。
このプロジェクトのテーマは、「アートに似た