中野京子の名画が語る西洋史――人も町もジンで崩壊

「ジン横丁」1751年、エッチングと彫刻、37.9×31.9cm、大英博物館 ©ユニフォトプレス  十八世紀半ばのロンドンは、産業革命や第二次囲い込み政策の影響もあり、職を求める移民や土地を失った農民などが大量に流れ込んで、イーストエンドに貧民街を形成した。  同時代の画家ホガースが自分の目で見て、また新聞で報じられた事件も盛り込みつつ、イギリス人らしい強烈なブラック・ユーモアを交えて版画化した

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE