歌姫たちの「壮絶事件」61年(3)<暴漢の標的>桜田淳子を統一教会に傾倒させた「ナイフ脅迫」

人気者はいつの時代でも熱烈なファンに囲まれるものだが、一方で嫉妬や妬み、時には異常なストーカー行為にも悩まされるのだ。 今では耳を疑うような塩酸事件は、60年前の57年1月13日に起きた。当時、19歳だった歌謡界の女王・美空ひばり(享年52)は、東京・浅草の国際劇場で、ファンの少女(当時19歳)から塩酸をかけられた。衣装の襟の部分がほぼ焦げてしまうほどだった。 翌日の全国紙によれば、顔の左半分、首

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