愛は平等ではない――尾崎世界観が“鬼”で歌うこと、その重要さについて 2016/8/12 先頃公開されたクリープハイプ『鬼』のディスクレビュー(こちら→)で、僕はタイトル曲“鬼”について「これ、尾崎の処女小説『祐介』からニューアルバム『世界観』へと至る物語のリード曲にもなっているのではないか」と書いた。そもそもは現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』9月号掲載用に書いたレビュー記事なのだけれど、その後7月末に立ち上げられたスペシャルサイト「ozaki.site」で、『祐介』『鬼