ぶっ壊れたリングとカモナ・ワナレイヤ――フミ斎藤のプロレス読本#114【ECW編エピソード06】
『フミ斎藤のプロレス読本』#114 ECW編エピソード6は、ダウンタウン・フィラデルフィアのなぞのダンサー、カモナ・ワナレイヤのちょっといいおはなし(PhotoCredit: Linda Roufa)
199X年
「なあ、踊ってくれないか。1曲でいいからさ。頼むよ」
ポール・ヘイメンは、すがるような目をしてカモナ・ワナレイヤの細い腕をぎゅうっとつかんだ。
もうほんとうにそうしてもらうよ