亡き母に感謝「黒焦げの少年」との再会 妹2人71年「やっと初盆」 長崎原爆の日

「黒焦げとなった少年」の写真は、大切な遺影となった。少年とみられる旧制瓊浦(けいほ)中1年の谷崎昭治さんの妹である高齢の女性2人は「長崎原爆の日」の9日、写真を抱き、13歳で犠牲になった兄を思った。兄の可能性が分かったのは被爆71年の今年1月。「やっと初盆ができた」。無念の死を遂げた兄を悼んだ2人は安堵(あんど)の表情を見せた。午前11時2分、爆心地から800メートルの旧制瓊浦中があった長崎西高(

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