小石原焼再起の新窯 豪雨被災の鶴見窯・和田さん 「民陶むら祭」へ作陶意欲 2017/9/19 九州豪雨で被災し、作品をつくり出す窯まで失った福岡県東峰村の小石原焼窯元「鶴見窯」が、新たな窯を得て再起を果たした。豪雨災害から間もなく2カ月半。窯元を担う2代目の和田義弘さん(37)が意を決して新品の購入に踏み切った。「今は再び焼けることに、ほっとしている」と作陶へ意欲を燃やす。 豪雨に見舞われた7月5日、個展の打ち合わせで大阪にいた和田さん。自宅はその頃、濁流にのみ込まれ、何本もの流木が居間な