とある目的のため、『古事記』『日本書紀』になされた「神の分化」という改造

「神の予言を授かった皇后が、崩御した天皇の御子を体内に宿したまま、海の向こうの異国を平定した……」記・紀は神功皇后について、神がった伝説を遺している。とうてい現実とは思えない逸話の数々は、宮廷で語られた古い神話がベースにあった。神功皇后伝説から古代日本の「秘史」に迫る。 『武者かゞみ 一名人相合 南伝二』(国立国会図書館蔵)より、神功皇后。 「神の分化」の狙いは 天皇の歴史を古くするため  住吉

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