被爆の谷口さんを絵本に NY在住のイラストレーター

長崎原爆で背中に大けがを負った被爆者の谷口稜曄(すみてる)さん(87)の半生を描いた絵本「生きているかぎり語りつづける」を、ニューヨーク在住のイラストレーター舘林愛さん(43)が出版した。米国で昨年刊行した作品の日本語版。語り部活動を支え、本に登場する妻の栄子さんは今年4月に他界し、谷口さんも入退院を繰り返す。舘林さんは「証言を聞く機会が減る中、体験を広める役に立てばうれしい」と話している。舘林さ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE