「僕は女性の味方」フランソワ・オゾン、独仏舞台の恋愛映画で新星ヒロインを情感豊かに描く

新作「婚約者の友人」で、第1次大戦直後のドイツとフランスを股にかけた、瑞々しい恋愛ドラマを描いたフランソワ・オゾン。戦争が両国に残した傷跡のなかで、婚約者フランツを亡くした若きドイツ人のヒロイン、アンナが絶望、虚無、新たな希望などを経験していく様を、モノクロとカラーを織り混ぜた独自の映像美学で語る。すでに自作「焼け石に水」でドイツを舞台にしたことがあるオゾンだが、彼にとってのドイツとは、一般的なフ

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