「ラディカルな小学生」が「ドラえもん」から学んだこと――哲学者・千葉雅也インタビュー #1
注目の哲学者に聞く「哲学の時代」シリーズ4回目は、立命館大学准教授の千葉雅也さん。4月に刊行された『勉強の哲学 来たるべきバカのために』では勉強に対する心構えや勉強の原理論が語られ、「東大・京大で一番読まれている本」にもなった。そんな千葉さんの哲学者としての原点には、幼少期から持っている、ある“欲望”があったという。
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美術から美術批評、そして哲学へ
©石川啓次/文藝春秋――『勉強の哲学