残虐すぎて映画化できなかった問題作「クロス」 加害者側の内面を丹念に描く

7月1日から渋谷ユーロスペースで公開される紺野千春主演「クロス」(奥山和由、釘宮慎治監督)は当初、残虐すぎて映画化が見送られていた問題作だ。犯罪の加害者側の内面を丹念に描き込んだことでリアルな人間くささが響いてくる。  原案・脚本はこれが映画デビューとなる宍戸英紀(43)。  「クロス」は2013年に、売れっ子脚本家の登竜門でもある第39回城戸賞を受賞。城戸賞といえば、最近では時代劇の「超高速!参

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