沖縄慰霊の日、遺族たちの戦後 2017/6/23 沖縄県警部長・荒井退造氏の葬儀。遺骨はなく、かわりに沖縄の石が帰ってきた(荒井氏関係者提供) 昭和20年4月、沖縄本島に米軍が上陸、「ありったけの地獄を集めた戦場」─米軍の戦史にそう刻まれた。陸海空からのおびただしい攻撃に青い海は赤く染まった。この記事のすべての写真を見る 同年6月23日に日本軍の沖縄での組織的な戦闘が終わったことから、沖縄県ではこの日を「慰霊の日」として、戦没者を追悼する。