カンヌの受賞歴から見える、映画界に根付く男女格差

一度耳にして以来、忘れられない数字がある。フランスで最も権威ある国立映画学校「フェミス」では、卒業時、男女の学生はほぼ半々。だが、実際に映画監督として活動している女性の割合となると、その数字は24%にまで下がる、というのだ。つまり、映画監督を目指す女性は男性と同じだけいる。だが、そこから先に”目に見えない何か”があり、その数はぐっと減ってしまう。これだけではない。毎年、カンヌ映画祭の時期になると、

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE