ミステリー作家の僕が恋愛小説を読みこんだワケ 2017/6/17 ダメぶりを自分と重ね合わせて 僕はミステリーが大好きで、小説を書くときもまず第一にトリックや推理があって、次にストーリーがあるという順序。『イニシエーション・ラブ』を書いたときも、思いついたトリックを一番効果的に見せられるのは恋愛モノだと思い、あえて初めてのジャンルに挑戦しました。 とはいえ、書いたことがないのでどう恋愛を描こうか少し悩んでいました。そのときに思い出し、参考になったのが小林信彦さん