初夜直前の花嫁を拉致しようとしたならず者の末路

イラスト/フォトライブラリー 『江戸の性事情』(ベスト新書)が好評を博す、永井義男氏による寄稿。  寛文六年(1666)のことである。弓町の裏長屋に、作右衛門というならず者が住んでいた。酒癖が悪く、大酒を呑んではあちこちで暴れまわるという、手のつけられない乱暴者だった。  たまたま、長屋で婚礼があった。当時の庶民の婚礼は、花嫁が花婿の自宅に来て、そこで三々九度の盃事をしたあと、初夜となる。  長

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