人気コラムニスト・小田嶋隆の血肉となった「究極の10冊」

スジなしのデタラメさが魅力 自己形成に影響を受けた本というと、10代から20代にかけて読んだ本が中心になりますね。 1位はジョーゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』。大学に入って間もない頃、サイモン&ガーファンクルのガーファンクルを追っかけていました。この本はガーファンクルが出演した映画の原作だったんです。 過去と現在を行き来する、語るに厄介な小説です。第二次世界大戦末期、イタリアに派遣された米空軍の

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