【二十歳のころ 東山紀之(3)】「ストイックな方が僕らしい」腹筋1000回を日課に 2017/5/26 2017/7/13 僕にとって時代劇の師である松方弘樹さん(故人)との出会いは、二十歳で撮影に臨んだ1987年のテレビ朝日系「新選組」だった。 当時、ジャニーズで京都の撮影所に通ったタレントはおらず、僕も本格的な時代劇は初めて。不安の中、現場に入った。松方さんが主人公の近藤勇を演じ、僕は沖田総司役だった。 先に撮影していた松方さんの立ち回りを見学。雨のシーンで松方さん演じる近藤勇が傘を斬られ、傘の隙間から松方さん