村上春樹が38年間コツコツと続けた、翻訳作品をめぐる冒険

『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(村上春樹/中央公論新社)  村上春樹はハードワーカーである。2017年2月の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来4年ぶりとなる長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)を発表すると、3月にはこれまで手がけてきた翻訳について語る『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(中央公論新社)を、4月には作家の川上未映子との対談集『みみずくは黄昏に飛びたつ』(新潮社)と立て続けに出版

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