ネガティブすぎるハリネズミの姿が共感を呼んで9万5000部。本屋大賞受賞の海外小説

『ハリネズミの願い』(トーン・テレヘン 著 長山さき 訳)  自分のハリが大嫌いで、ほかの動物たちとうまく付き合えないハリネズミ。突然みんなを自宅に招待しようと思い立つが、本当にやってきたらとんでもないことが起こりそう。せっかく書いた招待状を出さないまま、ハリネズミの妄想と不安は広がっていく……。  そんな風変わりなシチュエーションを描いた海外小説が、静かな共感の輪を広げ、部数を伸ばしている。

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