吉行和子 42歳で映画『愛の亡霊』に出演して得た転機

女優・吉行和子が転機となった作品を語る 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、映画『家族はつらいよ2』で熟年離婚の危機を乗り越えた夫婦の妻を演じる吉行和子が、劇団民藝を辞めてアングラ系の芝居に加わり、42歳で大島渚監督の『愛の亡霊』出演に至るまでを語った言葉を紹介する。  * * *  吉行和子は1969年に劇団民藝を離れ、一転して唐十郎ら反体

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