宇野維正がすすめる「連休中に読み耽りたいディープな音楽本3冊」

『愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家』 延江浩 著(講談社)  ポップ・ミュージックの担い手は単に「音楽家」であるだけでなく、都市文化の担い手であり、さらにその源泉を辿っていけば一国の歴史の深層にまで触れてしまうこともある。そんなミステリアスな仮説を、松任谷由実の夫である音楽プロデューサー松任谷正隆の父方・松任谷家と、その親戚関係にあった「戦前右翼の大物」頭山満、及び頭山家の家系図を紐解いていくこ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE