アルツハイマー症と寄り添う夫婦を描く「八重子のハミング」 佐々部清監督、“命をかけて創る”に込めた思い
★特別寄稿(上)
アルツハイマー症と寄り添う夫婦の姿を描いた映画「八重子のハミング」(5月6日公開)。誰もが直面する可能性のある重いテーマを、愛情にあふれた作品として仕上げたのは名匠、佐々部清監督(59)。なぜこの作品を選んだのか。監督自らその思いを夕刊フジにつづった。
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地方の映画祭によく呼ばれます。そして年配の実行委員の方々によく言われるのが「監督、われわれ大人の観られる映画が少ない