「やっと師匠の影踏めた」=紫綬褒章の落語家、柳家さん喬さん

「落語というものをもう一度見直す機会を頂戴したと思います」。紫綬褒章の受章が決まった落語家の柳家さん喬さん(68)は、柔らかい語り口で喜びを語る。 故五代目柳家小さん師匠に入門して半世紀。「やっと師匠の影を踏めたかな。喜んでいただけると思います。より以上、『小さん』を追い掛けていきたい」。落語家初の人間国宝に認定されるなど、偉大な存在だった師への思いを新たにする。 高座では「いつも前座と思っている

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE